【男の火傷、厳禁】魂を焦がすな、火を纏え。桑和「G.GROUND 5773」が描く、ヴィンテージ作業服の到達点

2025.12.19
  • twitter
  • facebook
  • line
  • hatena
【男の火傷、厳禁】魂を焦がすな、火を纏え。桑和「G.GROUND 5773」が描く、ヴィンテージ作業服の到達点

1. 火花を恐れない。綿100%という究極の選択

現場で戦う男たちにとって、作業服は単なる仕事着ではない。それは自らの身を守る鎧であり、誇りを示すシンボルだ。
今回紹介する桑和(SOWA)の「5773」シリーズは、まさにその「鎧」としての機能を極限まで高めたモデルである。

最大の特徴は、綿100%という素材選びにある。昨今、ストレッチ性や速乾性を重視したポリエステル混紡が主流となる中で、
あえて綿100%にこだわる理由は、その圧倒的な「耐火性」だ。溶接作業や火花が飛び散る過酷な環境下において、合成繊維は熱で溶け、
皮膚に吸着するリスクがある。しかし、天然素材である綿は、火に触れても溶けることなく炭化する。
この「火に強い」という特性こそが、プロが求める真の安全性なのだ。

2. 襟裏に刻まれた、プロの遊び心と美学

機能性だけであれば、他の作業服でも代替は効くかもしれない。しかし、この「5773」がイケてる男たちを唸らせる理由は、
細部に宿る「こだわり」にある。動画内でもプロが注目していたのが、襟裏に施された筆記体の刺繍だ。

「ここに刺繍を入れるのか」という驚き。最近のトレンドである「立ち襟」スタイルで着用した際、
ちらりと覗くそのマーキングが、無骨な作業服に洗練されたエッセンスを加える。
一見して気づかない場所、しかし自分だけは知っている。そんな「隠れた美学」が、男の所有欲を激しく刺激するのだ。

3. 着込むほどに味が出る。「育て上げる」作業着

「初期の頃のG.GROUNDを彷彿とさせる」という言葉通り、このモデルには古き良きヴィンテージ感が漂っている。
製品洗い加工が施された生地は、手にした瞬間から馴染みが良く、独特の風合いを持っている。

さらに、綿100%素材の醍醐味は、着用と洗濯を繰り返すことで現れる経年変化だ。
デニムのように、着る者の動きに合わせてアタリが出て、色が抜け、世界に一着だけの表情へと進化していく。
「新品の時が完成ではない。使い込んで、ボロボロになってからが本当の完成だ」。
そう語る職人の背中に、この5773は最高に似合う。

4. 現場を彩る、選び抜かれた4色の戦術カラー

展開されるカラーバリエーションも、現場のニーズとトレンドを完璧に押さえている。
動画で着用されていた「ネイビー」は、綿素材特有の深い色味が魅力で、清潔感とプロフェッショナルな印象を両立させる。

その他、王道の「シルバー」、力強さを感じさせる「チャコールグレー」、そして男の渋みを引き立てる「キャメル」。
どの色も、タフな素材感と相まって、着用者のパーソナリティを際立たせる。
シンプルでありながら、存在感を放つ。その絶妙なバランスが、G.GROUNDブランドの真骨頂と言えるだろう。

© 2024 アルベロットユニ プロフェッショナルスタッフ All Rights Reserved.

 

ブログイメージ3
  • twitter
  • facebook
  • line
  • hatena