作業着の刺繍を綺麗に消す方法!100均アイテムで生地を傷めずにネームを外す裏ワザ

社名変更やスタッフの異動、退職などで直面しがちなのが「作業服のネーム刺繍を綺麗に消したい」というお悩みです。お気に入りの作業服や、まだ十分に使える丈夫なワークウェアを、刺繍が入っているという理由だけで処分してしまうのは非常にもったいないですよね。
実は、100円ショップで手に入る身近なアイテムを使うだけで、生地を傷めずに自宅で簡単に刺繍を外すことができます。今回は動画の実演を交えながら、失敗しない刺繍の取り方を5つのセクションで徹底的に解説します。
Contents
1. 作業服の刺繍取りに必要な3つの神アイテム
作業服にガッチリと縫い付けられた刺繍を綺麗に外すために、わざわざ特殊な専用工具を買い揃える必要はありません。ご家庭にあるものや、100円ショップで簡単に手に入る以下の3つのアイテムを用意するだけで準備は完了します。

まずは「T字カミソリ」です。これは高級な何枚刃のものである必要はなく、100円ショップなどで数本セットで売られている使い捨てタイプのシンプルなものがベストです。刃先が細かくコントロールできる使い慣れたものを選んでください。
次に「ガムテープ」を用意します。これはカミソリでカットした細かな糸くずを、生地の表面から効率よく絡め取って集めるために使用します。粘着力がしっかりしている布テープタイプが特におすすめです。

最後に仕上げ用の「毛抜き」または「糸抜き」です。カミソリで処理しきれなかった、生地の織り目の奥に残った細かい糸の芯を一本ずつ丁寧に引き抜くために使用します。これら3つのアイテムがあれば、誰でもプロのように綺麗な仕上がりを目指すことができます。
2. 重要なのは裏面から!カミソリを使った正しい糸の断裁方法
準備が整ったら、いよいよ実際の作業に移ります。ここで最も重要となる最大のポイントは、絶対に「服の表面から作業を始めない」ということです。表面からいきなり糸を切ろうとすると、大切な作業服の生地を刃先で引っ掛けてしまい、生地そのものを切ってしまうリスクが非常に高くなります。
必ず作業服を裏返し、刺繍の「裏面」から刃を当てていきます。裏面には刺繍を安定させるための下糸や芯地が露出しているため、ここをターゲットにしていきます。
カミソリを持つ手は力を入れすぎず、生地に対して平行に優しく滑らせるのがコツです。刺繍の糸を少しずつ削り取るようなイメージで、細かくカミソリを動かしていきます。一気にすべての糸を切り落としようとせず、何度も優しく往復させていくと、次第に裏糸が細かく裁断されて薄くなっていくのが分かります。この段階で焦って力を入れてしまうと生地を傷める原因になりますので、ゆっくりと慎重に作業を進めましょう。

3. ガムテープを駆使して裁断した糸くずを効率よく剥がし取る
裏面の糸を十分にカミソリでカットし、刺繍全体が薄く毛羽立ったような状態になったら、次のステップに移ります。ここで活躍するのがガムテープです。
適度な長さにカットしたガムテープを、作業服の表面や裏面の刺繍部分にペタペタと強く押し当てては剥がす作業を繰り返します。裏面からしっかり糸が切れていれば、ガムテープの強力な粘着力によって、カットされた不要な刺繍糸が驚くほどポロポロと綺麗に剥がれて一気にまとまって抜けてきます。
このガムテープを使った工程を挟むことで、次に手作業で行う糸抜きの負担を劇的に減らすことができます。表面からもガムテープを当てることで、浮き上がってきた表面の文字部分の糸も一緒に引き抜くことができるため、この段階で大半の刺繍糸を取り除くことが可能になります。
4. 仕上げは毛抜きで精密作業!残った糸芯を完全にシャットアウト
ガムテープでの大まかな処理が終わったら、作業服を通常の表側に戻します。この時点で見ると、文字の形は崩れているものの、まだ生地の織り目の隙間に細かな糸の芯が残っている状態です。ここからは「毛抜き」や「糸抜き」を使った丁寧な仕上げ作業に入ります。
生地に残った細かな糸の端を毛抜きでしっかりと挟み、一本ずつ真上に引き抜いていきます。裏糸がしっかりと切れているため、力を入れなくてもスルスルと気持ちよく抜けていくはずです。
文字の角や入り組んだ部分は糸が密集して残りやすいので、光に透かしたりしながら見落としがないように細かくチェックしていきましょう。すべての残糸を綺麗に取り除くと、あんなにハッキリと入っていたネーム刺繍が完全に消え去り、元の綺麗なワークウェアの生地が姿を現します。
5. 刺繍跡を目立たなくするアフターケアと注意点
刺繍をすべて抜き終わった直後は、どうしても糸が強く締まっていた部分の生地の目が広がっていたり、文字の形に針穴がポツポツと残って見えたりすることがあります。しかし、この段階で不安になる必要はありません。
この針穴や生地の広がりは、作業後に通常通り洗濯機で一度しっかりと洗濯をしていただくことで、水を含んだ生地の繊維がキュッと収縮し、元の位置に馴染んでほとんど目立たなくなります。綿100%の生地や、一般的なポリエステル混紡のタフな作業着生地であれば、この方法で綺麗に復元することが可能です。
ただし注意点として、薄手のデリケートな事務服や、シャカシャカとしたナイロン素材のウインドブレーカー、防寒着などの撥水加工生地の場合は、カミソリで生地を傷つけやすく、針穴も塞がりにくいためこの手法は避けてください。どうしても跡が気になる場合は、今回綺麗にした部分の真上から、新しい社名やスタッフ名、またはおしゃれなワッペンなどを重ねて新しく刺繍し直すのも非常におすすめのアレンジ方法です。
今回は一般的な作業着生地をベースにした刺繍の取り方を実践解説しました。新調した作業服へのネーム入れや、買い替えのご相談はぜひ八木繊維が運営するユニフォーム通販サイト「アルベロットユニ」にお任せください。こだわりの仕上がりで、皆様のビジネスとモチベーションをサポートする一着をお届けいたします。
アルベロットユニの取扱商品や最新のワークウェア情報については、公式トップページをぜひチェックしてみてください。
作業服・ユニフォーム通販「アルベロットユニ」トップページはこちら






