空調服でリュックを背負うと涼しくない?サイドファンと通常ファンの効果検証と対策

夏の定番アイテムとして完全に定着したファン付きウェアですが、仕事でもプライベートでも使う機会が増えるにつれて、お客様からある共通の疑問をいただくようになりました。それは、空調服を着た状態でリュックを背負うとどうなるのかという問題です。最近は通勤や現場への移動で両手が自由になるリュックを愛用する方が非常に増えています。しかし、涼しさを生み出すウェアの上にバッグを密着させてしまうと、せっかくの機能が損なわれるのではないかと心配になりますよね。そこで今回は、実際に異なるタイプのファン付きウェアを着用し、リュックを背負った時の風の動きや涼しさの変化について徹底的に検証を行いました。夏場のリュック生活を快適に過ごすための裏技や代替アイテムもご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてください。
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サイドファンタイプでの検証と風の逃げ道
まずは、ここ数年で急速に人気が高まっているサイドファンタイプのウェアから検証を開始しました。サイドファンは、車の運転席や重機のシートに座った際、ファンが背中に当たって邪魔にならないよう、脇に近い位置にファンが配置されているのが大きな特徴です。このウェアを着た状態でいつも通りにリュックをしっかりと背負ってみました。背負った瞬間の率直な感想としては、背中の密着部分にはほとんど風が届かなくなってしまいます。リュックの背面パネルがウェアを上から力強く抑え込んでしまうため、背中中央の空気の流れは完全に遮断されてしまう状態です。しかし、サイドファンの強みがここで少しだけ発揮されます。ファン自体がリュックの底や肩紐に潰されにくい位置にあるため、ファンは勢いよく外気を取り込み続けます。行き場を失った風は背中ではなく、すべて前方へと押し出され、胸元やお腹のあたりがラグビー選手のように大きく膨らんでいきました。背中の涼しさは期待できませんが、前面への風の抜けは維持されるという結果になりました。
通常背面ファンタイプでの違いと首元の涼しさ
続いて、最も普及している従来の通常背面ファンタイプ(背中のやや外側、腰に近い位置にファンがあるタイプ)で同様の検証を行いました。リュックをきつめに背負うと、やはり背中の生地が引っ張られて密着するため、空気の通り道が潰れてしまう点ではサイドファンと同じです。ウェアの前面がマッショな人のように不自然に膨らむ現象も同様に発生しました。しかし、明確な違いが現れたのは首元への風の抜け方です。通常背面ファンは構造上、ファンから取り込まれた空気が背中を伝ってまっすぐ首元へと吹き抜ける設計になっています。リュックで背中が圧迫されていても、ファン自体が完全に塞がれていなければ、首の後ろからは強い風が吹き抜けていくのを感じることができました。サイドファンタイプと比較すると、首元の涼しさに関しては通常背面ファンタイプに軍配が上がります。ただ、どちらのタイプを使用しても、リュックが接触している背中そのものの蒸れや暑さを根本的に解決することは難しいという事実が浮き彫りになりました。
リュックを背負う際の調整のコツと注意点
検証を進める中で、少しでも涼しさを改善するためのフィッティングのコツが見えてきました。リュックの肩紐をいつも通りにギチギチに短く絞ってしまうと、ウェア内の空気のルートが完全にデッドエンドとなってしまいます。そこで、肩紐をあえて少し長めに緩めて、背中とリュックの間にわずかな隙間を作るように背負い直してみました。すると、先ほどまで完全に止まっていた背中側の空気の流れが復活し、衣服内に風が巡る感覚が戻ってきました。ただし、この対策にはいくつかの注意点があります。リュックを緩く背負うと、歩くたびにバッグが左右に揺れて荷物が重く感じられたり、肩への負担が増したりします。また、風が前にばかり逃げてしまうため、見た目が非常に着膨れしてしまい、お世辞にもスタイリッシュとは言えないシルエットになってしまいます。ファン付きウェアとリュックの組み合わせは、フィッティングを工夫すればある程度の風量は確保できますが、本来の性能を100パーセント引き出すのは極めて困難であるという結論に至りました。
背中の蒸れを劇的に解決するペルチェベストという選択肢
空調服とリュックの相性があまり良くないとなると、夏場の移動はどうすればいいのかと頭を抱えてしまう方も多いはずです。そこで私たちが自信を持っておすすめしたいのが、ファンで風を送るのではなく、電気の力で冷えるプレートを体に直接当てる「ペルチェベスト」という次世代の熱中症対策アイテムです。ファン付きウェアのように衣服を膨らませる必要がないため、上からリュックを背負ってもシルエットが崩れません。さらに、村上被服が展開している注目のアイテム「マルチペルチェ」であれば、なんとリュックそのものにペルチェの冷却デバイスを取り付けることが可能です。これを装着すれば、リュックを背負うことで最も暑くなり、汗でびちょびちょになりやすい背中の中心部をピンポイントでキンキンに冷やすことができます。風を循環させるスペースがなくても、接触面をダイレクトに冷却するため、夏場のリュック通勤や外回り、現場移動が圧倒的に快適になります。これからの季節、バッグを背負う機会が多い方は、ウェア選びの選択肢を少し広げてペルチェ製品を検討してみてはいかがでしょうか。
アルベロットユニで夏の移動を快適にする最適装備を見つけよう
今回の検証を通じて、ファン付きウェアの上にバッグを背負うと、どうしても風の通り道が制限されてしまうことがお分かりいただけたかと思います。ワークシーンや好みに合わせて、首元の風を優先するなら通常背面ファン、着座時の快適性を求めるならサイドファン、そしてリュックとの究極の相性を求めるならペルチェベストと、最適な組み合わせを選ぶことが夏を乗り切る最大の秘訣です。私たちが運営する作業服通販サイト「アルベロットユニ」では、今回ご紹介した各種ファン付きウェアはもちろん、リュック生活の強い味方となる最新のペルチェ冷却ベストまで、豊富な熱中症対策商品をラインナップしております。サイズ選びや機能性の違いについて気になる点がございましたら、プロのスタッフが丁寧にご案内いたします。下記のリンクから、あなたの夏の作業を劇的に変えるお気に入りの一着をぜひ見つけてみてください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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