機能性抜群!作業着にダウンを着るメリット

2021.12.28
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八木繊維トリオ

冬の寒い時期の作業着選びでは、保温性が欠かすことのできないポイントです。特に、冬の屋外は厳しい寒さが想定されることから、保温性のある作業着が必要不可欠です。そして、保温性という要素以外にも、動きやすさや着用感にこだわることで、快適に作業を行うことができます。そこで本記事では、冬の作業着としてダウンを着用するメリットについて解説します。

ダウンは作業着に向いている?

ダウンは高い保温性と軽さから、冬の防寒着として非常に人気の素材です。そして、作業着としても適した素材であると言えます。なぜなら、作業着として着用する場合は、長時間寒い場所での作業することが想定されるため、軽く温かい素材は体に負担をかけずに温かさを維持することができるからです。しかし、ダウン製品としてよく目にするダウンジャケットは、大きなシルエットの製品が多く、ストレッチ性や動きやすさが必要なシーンでは最適な製品とは言えません。そこで、動きやすさが必要なシーンではダウンベストがおすすめです。作業内容に応じて、最適な形のダウン製品を選択することで、ダウンの特性を生かしながら作業効率を向上させることが可能です。

ダウンの特徴

近年では、アウトドアの需要の高まりから、様々なダウンが発売されています。そして、ダウンの定義はダチョウやアヒルの水鳥の羽を使用した衣服のことです。ダウンの特性は、水鳥の羽毛を使用していることから、軽くて温かいという点です。羽毛は軽くてふわふわとした性質から空気をたくさん含むため、寒い冬でも高い防寒機能を発揮することができるのです。また、水鳥の羽毛の中でもアヒル(ダック)の羽毛を素材としているダックダウンと呼ばれるものや、ガチョウ(グース)の羽毛を素材として使用しているグースダウンと呼ばれるものがあります。そして、グースダウンはダックダウンよりも保温性が高く、高価な素材であることが特徴です。

しかし、ダウンは水に弱いという点がデメリットです。なぜなら、ダウンの特性である空気を含む性質が水濡れによって失われてしまい、保温性を維持することができなくなるからです。

人工ダウンとは

一方、最近では、天然素材を使用したダウンだけでなく、人工ダウンと呼ばれる化繊を使用したアウターの人気も高まっています。人工ダウンは、水鳥の羽の代わりに化繊を使用し、羽毛と同じような保温性を実現した製品のことです。

そして、人工ダウンのメリットは、ダウンと遜色ない保温性に加え、安価で水濡れに強いという点です。つまり、保温性を追求したい場合はダウンがおすすめですが、水濡れが想定されるような作業着として着用する場合は、価格や保温性、水濡れに強いという点についてバランスのとれた人工ダウンがおすすめなのです。

ダウンベストとは?

ダウンベストとは、ダウンが使用されたベストのことです。日常的にベストを使用しない方は、どのような活用シーンがあるのかイメージできないという場合も少なくありません。しかし、ダウンジャケットは利用シーンによって様々なメリットがあるのです。

特に最近では、カラーやデザインが豊富に展開されていることはもちろん、素材や機能性に優れた製品も発売されています。そのため、作業着としてダウンベストを活用しているという方も増加しています。

作業着にダウンベストを選ぶメリット

ダウンは、他の素材が使用されたアウターと比較して軽く、温かいことから人気の高い素材です。そして、従来のダウン製品はジャケットタイプのものがほとんどでした。日常的なお出かけや買い物に使用する場合は、ダウンジャケットは最適なアウターです。しかし、作業着としてはデメリットがありました。なぜなら、動きやすさが求められる作業着に対して、ダウンジャケットは腕回りの機動性に欠けるというデメリットがあったからです。

そこで、最近では、作業着としてダウンベストの人気が拡大しています。ダウンベストは、ダウン素材を使用したベスト型の製品であり、ダウンジャケットのデメリットであった腕回りの機動性を確保した製品です。つまり、胴回りはダウン製品の特性を生かしてしっかりと温かく、腕回りが作業の効率化を図るために機動性を確保したバランスの良い製品と言えるのです。つまり、作業着としてダウンベストを活用することで、寒い環境でも快適に作業ができるというメリットがあります。また、重ね着をして一番外側にダウンベストを着用しておくことで、簡単に温度調整ができることも作業着として大きなメリットです。

ダウンを選ぶ際の注意点

ダウンを選ぶ際には、保温性をはじめ、利用シーンや動きやすさ、色、デザインなど様々な要素を検討して選択することが大切です。また、ダウンは防寒着として利用することが想定されるため、保温性に問題がないかを最初に確認しておくことをおすすめします。ダウンといっても、使用している羽毛の種類によって保温性が異なり、保温性が高くなるほど高額になります。つまり、予算と保温性のバランスを見極める必要があるのです。

また、作業着としてダウンを使用する場合は、どのような作業シーンで活用するのか考えておく必要があります。なぜなら、火を使用する作業では耐火性、水を使用するシーンでは防水性に特化した素材が使用されている製品を選ぶ必要があるからです。そのため、作業着としてダウンを着用する場合は、着用環境に応じた機能が必要なのです。その他にも、動きやすさやデザイン、色など様々な要素を総合的に判断してダウンを選択することで、お気に入りの一着を見つけることができます。

オススメのダウン

作業着として着用するのにおすすめのダウンジャケットについて紹介します。

自重堂 Jawin 58400 防寒ジャンパー(フード付)

自重堂 Jawin 58400 防寒ジャンパー(フード付)

自重堂 Jawin 58400 防寒ジャンパー(フード付)

作業着として利用しやすいよう、ストレッチ性が高いことが特徴の製品です。また、襟の部分には収納可能なフードがついています。さらに、袖口はダウンジャケット仕様で冷気の侵入を防止し、裏地にはフリースが使用されていることから、高い防寒機能があることも魅力の製品です。

自重堂 Jawin 58300 ジャンパー クログラン 中綿ファイバーダウン

自重堂 Jawin 58300 ジャンパー クログラン 中綿ファイバーダウン

自重堂 Jawin 58300 ジャンパー クログラン 中綿ファイバーダウン

ファイバーダウンと呼ばれる超極細の繊維が絡まった合繊の綿を使用し、高い保温性を
発揮することが特徴の製品です。また、デザイン性に優れているため、作業着としても私服として着用することができ、幅広いシーンで活躍します。

コーコス G-1090 防寒ジャケット メモリークロス ファイバーダウン中綿入り

コーコス G-1090 防寒ジャケット メモリークロス ファイバーダウン中綿入り

コーコス G-1090 防寒ジャケット メモリークロス ファイバーダウン中綿入り

軽い着心地が特徴で、秋口から春先までロングシーズン着用できる製品です。また、外側はメモリークロス素材を使用し、光沢感とハリがあり、型崩れしにくいことが魅力的なポイントです。

オススメのダウンベスト

作業着として着用するのにおすすめのダウンベストについて紹介します。

自重堂 Jawin 58310 防寒ベスト

自重堂 Jawin 58310 防寒ベスト

自重堂 Jawin 58310 防寒ベスト

ファイバーダウン素材を使用し、胴回りをしっかりと保温してくれることが特徴です。また、作業着としてだけでなく、プライベートなシーンでも着用できるデザイン性も兼ね備えています。軽い着心地で脱ぎ着しやすいため、温度調整が必要なシーンで活躍するアイテムです。

コーコス G-1099 防寒ベスト メモリークロス ファイバーダウン中綿入り

コーコス G-1099 防寒ベスト メモリークロス ファイバーダウン中綿入り

コーコス G-1099 防寒ベスト メモリークロス ファイバーダウン中綿入り

首周りの冷えやすい部分にフリースが施されていることから、軽い着心地でもしっかりと保温してくれることが魅力の製品です。また、ファイバーダウンを使用しているため、胴回りをしっかりと防寒します。さらに、メモリークロス素材を使用し、ミリタリーな印象を与えつつ、デティールにもこだわっていることが特徴です。

まとめ

ダウンを使用した製品を作業着として活用することで、冬の寒さ対応しながら、長時間の作業を行うことができます。そして、作業着としてダウンを選ぶ際は、着用シーンや求める機能を考慮して製品を選択することが重要です。特に、保温性を維持しながら動きやすさを求める場合は、ダウンベストがおすすめです。また、水に濡れることや、火を使用することが想定される場合は機能性も兼ね備えたダウンを選択することで、快適さを維持しながら業務効率を向上させることが可能です。

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